燃費が悪いけど愛しいガソリンがぶ飲み国産車ランキング

カーボンニュートラル、脱炭素、電気自動車フルラインナップ化などのニュースが話題となっている中、それでも愛着が湧いてしまうガソリンがぶ飲みの高燃費車。
こちらでは、世情の逆を行く「国産車高燃費ランキング」をご紹介します。

あなたの愛車はいくら?

燃費が悪いけど人気の国産車ランキングBEST5

現在販売中の車種から、過去に販売されていた車種まで、様々な国産車のなかでも特に燃費が悪いものの人気の高い国産車をランキングにまとめています。

第1位 トヨタ ランドクルーザー

ランドクルーザー200系ZXグレードの燃料消費率(10・15モード)は、6.6km/Lです。

トヨタの人気クロスカントリーSUVがランドクルーザーです。現在は2021年のフルモデルチェンジによって登場した新型300系ランドクルーザーが販売中です。ただし、300系の新型ランドクルーザーは世界的な人気の高さから、オーダー後の納期は2年以上となる見込みと伝えられています。
燃費は悪いものの、人気のランドクルーザーは200系ランドクルーザーZXグレードです。該当モデルのスペックは下記になります。

車両型式 CBA-UZJ200W 変速機 5AT
原動機型式 2UZ-FE 原動機種類 V型8気筒DOHC
総排気量 4.663L 最高出力 kW(PS)/rpm 212(288)/5,400
燃料 無鉛プレミアムガソリン 最大トルク Nm(kgf.m)/rpm 448(45.7)/3,400
駆動方式 4輪駆動 全長/全幅/全高(mm) 4,950/1,970/1,880

第2位 日産 フェアレディZ

フェアレディZのZ34versionSTグレードの燃料消費率(WLTCモード)は、8.5km/Lです。

日産のフェアレディZは、初代モデルが1969年に登場しました。クーペタイプのスポーツカーで、GT-Rとともに日産を代表する人気の高いスペシャリティカーです。
2020年に現行モデルの6代目フェアレディZのZ34のビッグマイナーチェンジが発表されましたが、2022年1月現在時点でこちらのオーダーは終了しています。
2022年1月14日から開催予定の東京オートサロンでは、新型7代目が日本国内では初めて披露される予定です。
燃費は悪いものの、人気のフェアレディZはZ34のversionSTグレードです。該当モデルのスペックは下記になります。

車両型式 4BA-Z34 変速機 6MT
原動機型式 VQ37VHR 原動機種類 V型6気筒DOHC
総排気量 3.696L 最高出力 kW(PS)/rpm 247(336)/7,000
燃料 無鉛プレミアムガソリン 最大トルク Nm(kgf.m)/rpm 365(37.2)/5,200
駆動方式 後輪駆動 全長/全幅/全高(mm) 4,260/1,845/1,315

第3位 マツダ RX-7

RX-7のスピリットRタイプAグレードの燃料消費率(10・15モード)は、7.2km/Lです。

マツダのRX-7は、マツダの名車と言われるロータリーエンジン搭載のピュアスポーツカーです。1978年から2002年までの24年間、販売されていました。ロータリーエンジン初の量産市販車として登場し、ライトウェイトでボディを軽く、ロータリーエンジンの資質を活かしたフロントミッドシップが採用され、前後の重量配分は50対50を目指し設計されました。
燃費は悪いものの、人気のRX-7はスピリットRのタイプAグレードです。該当モデルのスペックは下記になります。

車両型式 GF-FD3S 変速機 5MT
原動機型式 13B-REW 原動機種類 水冷直列2ローターICツインターボ
総排気量 1.308L 最高出力 kW(PS)/rpm 280(206)/6,500
燃料 無鉛プレミアムガソリン 最大トルク Nm(kgf.m)/rpm 314(32.0)/5,000
駆動方式 後輪駆動 全長/全幅/全高(mm) 4,285/1,760/1,230

第4位 レクサス LX

LX570の3列シート8人乗りグレードの燃料消費率(WLTCモード)は、6.6km/Lです。

レクサスのLX570は、レクサスが販売する高級SUVです。初代モデルLX450の登場は1996年で、初代はトヨタのランドクルーザー80系をベースに上級に仕上げられたモデルとなっていました。。LXの日本仕様車は5.7Lエンジン搭載のLX570となっていて、現行モデルは3代目のLX570です。2022年に4代目が発売されることが既に公表されていて、3代目モデルのオーダーもストップしています。
燃費は悪いものの、人気のLX570は3列シート8人乗りグレードです。該当モデルのスペックは下記になります。

車両型式 3BA-URJ201W-GNZGK 変速機 8AT
原動機型式 3UR-FE 原動機種類 V型8気筒
総排気量 5.662L 最高出力 kW(PS)/rpm 277(377)/5,600
燃料 無鉛プレミアムガソリン 最大トルク Nm(kgf.m)/rpm 534(54.5)/3,200
駆動方式 4輪駆動 全長/全幅/全高(mm) 5,080/1,980/1,910

第5位 三菱 パジェロ

パジェロ3代目モデルのロングGRグレードの燃料消費率(JC08モード)は、8.0km/Lです。

パジェロのロングGRは、2006年から2019年8月まで販売されていた国内仕様車パジェロの3代目モデルのロングボディモデルのグレードのひとつです。
パジェロは剛性の高いラダーフレーム構造に、ビルトインモノコックボディとなっていて、オフロード走行時もボディの安定性が高くなっていることから、未舗装道路などでの走行にも人気の高いSUVとなっています。現在は日本仕様車の製造販売を終了しており、海外仕様車のみの販売になります。車高が高い車のため、乗り始めは慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、走行安定性能が高いことから海外での評価も高く、燃費は燃費は悪いものの人気のSUVとなっています。
ご紹介するパジェロは。3列シート8人乗りグレードです。該当モデルのスペックは下記になります。

車両型式 DBA-V93W 変速機 5AT
原動機型式 6G72 原動機種類 SOHC24バルブV型6気筒
総排気量 2.972L 最高出力 kW(PS)/rpm 131(178)/5,250
燃料 無鉛レギュラーガソリン 最大トルク Nm(kgf.m)/rpm 261(26.6)/4,000
駆動方式 4輪駆動 全長/全幅/全高(mm) 4,900/1,875/1,870

まとめ

現在販売中車種と過去に販売されていた車種どちらも含めて様々な国産車のなかから、燃費が悪いものの人気の高い国産車をランキングでご紹介しました。
燃費が悪い車ということで、カタログ掲載燃費がリッター10km未満の車種に限っています。燃費が悪い車は基本的に車体が大きいSUVが多い印象ととなっていますが、なかにはスポーツタイプのクーペやセダンもあります。今後ガソリン車や高燃費車は製造や販売が終了するモデルも増えていく可能性が高くはなっていますが、上記でご紹介したモデルはすべて、現在の中古車市場においては人気が高く買取もついているモデルばかりですので、手放しや売却を検討している方は燃費が悪いからといって安く手放してしまうと損をしてしまうかもしれません。売却時は慎重に見積もりをとることをおすすめします。

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