トヨタが7月に発表!新型クラウン16代目モデルはどんな車?

新型クラウン情報公開

トヨタ自動車は、2022年7月15日に新型クラウンのワールドプレミア公開を行いました。

クラウンは1955年のトヨペットクラウンから続く長い歴史をもつトヨタ自動車を代表する高級セダンです。
こちらでは、クラウンの歴史や新型クラウンについて解説します。

あなたの愛車はいくら?

トヨタのクラウンの歴史

クラウンは1955年から、幾度かのフルモデルチェンジを行なっている長い歴史をもつトヨタの高級セダンです。

歴史を彩るクラウンのキャッチコピー

クラウンの新型モデルが登場する時に、同時に公開されるクラウンのキャッチコピー。いつかは、クラウンなど名コピーと言われ、記憶に残るものも多くなっています。こちらでご紹介します。

  • 初代クラウン 1955年「軽快で堅牢なシャシーをもち、広くて快適な車室」
  • 2代目クラウン 1962年「クラウンによせられる信頼」にこたえるモデルとなりました
  • 3代目クラウン 1967年初めてのホワイトカラーが登場し「白いクラウン」がコピーに。
  • 4代目クラウン 1971年高級感のあるエクステリアデザインの「エレガントクラウン」が誕生。
  • 5代目クラウン 1974年「美しい日本のクラウン」
  • 6代目クラウン 1979年「日本の薫り」
  • 7代目クラウン 1983年名コピーで記憶にも残る「いつかはクラウン」
  • 8代目クラウン 1987年「満たされて、新しいクラウン」
  • 9代目クラウン 1991年「すべては、クラウン」グレードの設定で様々なクラウンが登場します。
  • 10代目クラウン 1995年「美しく、走る。日本のクラウン」走行性能の高さがコピーに現れています。
  • 11代目クラウン 1999年「21世紀へ、このクラウンで行く」ミレニアムカウントダウンを迎えるモデルに。
  • 12代目クラウン 2003年「ゼロクラウン」すべてをゼロから磨きぬいたクラウンの登場。
  • 13代目クラウン 2008年「超えてゆく、ブランド」
  • 14代目クラウン 2012年「CROWN ReBORN」フロントグリルのデザインが特徴的になりました。
  • 15代目クラウン 2018年「CROWN  BEYOND」

「DISCOVER YOUR CROWN.」

2022年7月15日に登場した16代目クラウンのコピーは「DISCOVER YOUR CROWN.」です。直訳すると「あなたのクラウンを発見してください」となり、新型クラウンから新たなボディタイプのSUV、クロスオーバーモデルとなったことがわかるコピーになっています。次項では、その16代目クラウンについてご紹介します。

新型クラウンはどんな車

2022年7月15日に公開された新型クラウンのボディタイプはクロスオーバーSUVです。7つのグレード展開となっており、全グレードがハイブリッド車です。こちらでは各グレードの特徴をご紹介します。

CROSSOVER RS、CROSSOVER RS “Advanced”

RSグレードには、 RUNABOUT SPORTの頭文字からと解説があり、スポーツ性能、走行性能が高いグレードにつけられる名称となっています。RSグレードのみ無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)設定となり、最高出力200kW・272PS・6,000rpmと高馬力のグレードです。2.4Lターボハイブリッド車となるため、燃料消費率は他グレードに比べると15.7km/Lと落ちるものの、走行性能に期待できるグレードとなっています。

Advancedアドバンスド)は上級・上質の意味をもち、RSグレードにおいても上級とベースにわかれています。

CROSSOVER G、CROSSOVER G “Advanced Leather Package”、CROSSOVER G “Advanced”、CROSSOVER G “Leather Package”

Gグレードは、Grandの頭文字からと解説があります。インパネやシート表皮は、ベースは上級ファブリックですが、アドバンスドやレザーパッケージを選択することでさらに本革に変更することが可能です。

CROSSOVER X

Xグレードは、Extraからつけられた名称で、ベースグレードになります。メーカー希望小売価格は4,350,000円(税込み)となっており、価格を抑えたグレードです。ディスプレイオーディオレスグレードとなります。

まずはCROSSOVER RS “Advanced” CROSSOVER G “Advanced Leather Package” CROSSOVER G “Advanced”のみの生産予定となっており、その他の上記でご紹介したグレードについては2023年1月以降の生産が予定されています。

まとめ

1955年から今年で67年目の歴史を迎える16代目クラウンについてご紹介しました。現在はグレードや諸元の公表はされているものの、発売は22年秋以降しており、工場出荷目処もその発売以降に案内があるとのことです。半導体部品不足とコロナ感染状況の拡大により生産遅れが発生していることから、現段階では新型クラウンの納車時期を確認することは出来ませんが、新たなクロスオーバーSUVクラウンに注目が集まっています。